AUDIO & VAPE

何かを見聴きして思ったことがあったら何かを書きます。

【AUDIO】 Unique Melody 2HT 【中古】

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いつもより短めなスパンですが、オーディオ方面でお買い物しました。

 

 

 

冒頭からいきなりですが、少し遡ります。

記事の中にもありますが、この日、RS ONEが気に入らなかったら、別のイヤホンをIYH‼️するつもりでした。

その「別のイヤホン」というのが、今回購入したUnique Melodyの2HTとなります。

なんだかんだで、やっぱり欲しいモノは、なんとかなるなら、手に入れたいもんです。

年末年始の福耳袋の抽選が全滅したということもあって、福袋絡みでの極端な散財を回避できたので、予算的に物凄く余裕があるというわけではありませんが、2021年中に自分の琴線に触れたイヤホンをもう1つ欲しいなと。

 

 

更に遡ります。

『初代MACBETHとの比較』

3D Terminatorに続くTerminatorシリーズの第2弾ということなんですが、個人的にはやはり初代MACBETHと比較してしまいます。

とは言っても、この時点で暫く初代MACBETHを使ってなかったので、この試聴した段階での何となくの印象からの比較です。

 

『音』

初代MACBETHのドライバー構成は非公開とされていますが、この2HTと同じく、ダイナミックドライバー×1とBAドライバー×1なんじゃないかと思います。たぶん。

(随分前に、殻割り画像がTLに上がっていたっけ?)

各ドライバーの種類は違うと思うので、ドライバー構成が同じだからって、音が同じなワケがありません。

それよりも、気になったのは「本領を発揮する音量」。

それぞれのインピーダンス値を比べると、初代MACBETHは8.8Ω、2HTは10Ωとなり、数値的には僅かな差ですが、2HTの方がインピーダンスが高いです。(ちなみにMAVERICKⅢは22.8Ω)

インピーダンスの数値は「鳴らしやすさ」に直結する部分になります。

(ノイズ云々の話は割愛します。)

「鳴らしやすさ」とは単純に聴こえる音量の話であり、それとは別に「本領を発揮する音量」というのがあるんじゃないかというのが自分の見解になります。

初代MACBETHはこれまでにリリースされてきたUnique Melodyの製品の傾向を良くも悪くも踏襲していて、ある程度パワーのある再生機器(DAP)で鳴らさないと本領を発揮しません。

単純に音量を上げるというよりも、再生機器のパワーでイヤホンの本気を引き出すという方がニュアンスが伝わるかもしれません。

初代MACBETHと比較すると、初代MACBETHが本領発揮するのは普段よりも何割かボリュームを増してあげた時になるので、その音量で長時間聴き続けるのはよろしくありません。

それに対して、2HTは普段と同程度の音量で聴き応えのある音を鳴らしてくれます。

 

 

『立ち位置』

MACBETHは初代MACBETH、MACBETH 2 classic、MACBETH Custom、MACBETH Tiといった機種がリリースされていますが、当初はUnique Melodyのエントリーモデルにその名が冠されることになっていました。

そこにMACBETHよりも価格帯が下回るTerminatorシリーズがリリースされることになって、製品体系がよくわからなくなってしまいました。

Unique Melodyからの説明はありませんが、自分は下記のように製品体系を整理してみました。

iem/ciem
  • ciemとそのユニバーサルフィット版のiem。
  • 代表的な機種:MAVERICK,MAVIS,MASON
Ti
  • チタン製の筐体のユニバーサルフィットのイヤホン。
  • 代表的な機種:MAVEN,MIRAGE
Terminator
  • スタビライズドウッド筐体のユニバーサルフィットのイヤホン。
  • 代表的な機種:3D Terminator,2HT

(※TWSは除きます。)

こうやって整理してみても、どうせまたどこに入れたらいいんだかよくわかんないモノが出てくるんでしょうし、あまり深く考え過ぎないようにします。

価格帯は初代MACBETHは70,000円前後で2HTは35,000円前後。

後発の2HTは初代MACBETHの大体半分くらいの価格になります。

エントリーモデルはそのメーカーやシリーズの音の傾向を知るキッカケになる入門機ということになるのですが、現時点では、エントリーモデルとか何だとか、2HTの立ち位置を断定する段階ではないような気がします。

 

 

『ガチャ要素』

ということで、なんだかんだで、他社製品を含めて、この価格帯の製品の中では、かなり気に入りまして、タイミングが合えば。。。なんですが、自分的にタイミング(懐具合)だけではIYH‼️できない理由がありました。

それは、この2HTの特徴であるスタビライズドウッドの筐体です。

スタビライズドウッドという手法は、元々は希少木材や高級木材の保存を目的として、樹脂を浸透させることで劣化を防ぐ手法だったと思います。そこから発展して、着色した樹脂を浸透させることで、特別感や高級感を付加する手法として、さまざまな嗜好品に用いられるようになります。

同シリーズの3D Terminatorはスタビライズドウッドになるのですが、2HTは紫系のスタビライズドウッドと赤系のレジン樹脂のハイブリッドの筐体のようです。たぶん。

2つとして同じ柄のモノは存在しないオンリーワンなプロダクトになるわけなんですが、好みの木目の柄や色が手に入るかどうかは、運次第。

言ってしまえば、ガチャ要素があるというか、外観にアタリハズレがあるわけです。

その判断基準は自分の好みでしかないのですが。

2HTを気に入っていたものの、運気が上がっているとかメンタル的に勢いがあるタイミングが無ければ、なかなかIYH‼️することはできないと。。。

 

『中古』

そこで、木目や柄や色味を吟味して購入するには…ということで、一度開封しているモノ、つまり、中古で2HTを狙ってみるコトにしました。

これも巡り合わせというか、運要素はありますが、普段から中古在庫をチェックするという努力でナントカなる部分もあります。

とは言うものの、eイヤホンのWEBで中古の画像を見ていても、好みの個体はなかなか出てきません。

そんなある日、やっと出てきました。

中古ランクとしてはBとのことで、それなりに使用感はあるようでして、ケーブルに何箇所か染み(色移り)らしきモノがあるのと、プラグのところに擦り傷があるようです。

それぐらいなら、気にするほどのコトではありません。

 

『ポチっとな。』

名古屋にある在庫だったらしく、名古屋から秋葉原に在庫移動してもらい、秋葉原店の店頭引取で購入しました。

ポチった翌日の午後に秋葉原店で引き取りができるとの連絡があり、退勤後に秋葉原へ。

店頭引取は1Fのカウンターで。

お会計を済ませて、引取完了です。

 

開封の儀』

オーディオ関連の時は大概夜な夜な開封の儀をするのですが、今回は翌日開封です。

 

既視感のある赤い金属製のケース。

付属品等の欠品は無いようで、パッケージの底にイヤピースなどがありました。

 

ケースを開けて、本体とご対面です。

とは言うものの、本体の木目・色・柄は店頭で確認済み。

WEBの画像通りの外観です。

 

左右表裏

個人的な好みでいうと、この赤と紫の組み合わせがあまり好きではありません。

元々、赤好きである事は公言していますが、紫は別に嫌いではありません。

それぞれ単色であれば、全然構わないのですが、この組み合わせはちょっと。。。

いくつか他の個体を見てみましたが、モノによってはエグみがあるように見えて。

ということで、なるべく、フェイスプレート側は赤、内側が紫になっている個体を選んでみました。

 

ツイートの画像にはありませんが、先にケーブルについて触れておきます。

ケーブルは太めの良さげなモノなんだろうな程度の認識しかなく、色的にもシルバーコートの何かかな?と思うのですが、代理店(Mix Wave)の商品ページを見ても、長さ(約122㎝)以外記載がありません。

ケーブルに染みとプラグに擦り傷があるとのことでしたが、ケーブルの染みは気になるほどのコトではなく、むしろよく気づいたなといったところで、プラグの擦り傷は老眼の進んだ自分の目にはほぼよくわからないレベル。

 

リリースから半年以上経過した製品ということもあるので、開封の儀はこれにてお終い。

 

 

 

では、本題です。

手持ちの初代MACBETH(MACBETH Goldことゴルベス)と比較してみました。

ケースは同じモノかと思ったら、2HTの方が一回り大きく、蓋のメーカーロゴが彫り込まれています。

(初代MACBETHのケースのメーカーロゴはプリント)

ちなみに、相変わらず蓋のネジ切りはシビアなので、開け閉めには慣れが必要なのと、ヒトによっては苦手なキリキリ音が鳴ります。

 

ケーブルを含めた全体の体積を見比べてみると、2HTのケーブルはそれなりに嵩張るので、ケースのサイズも一回り大きくする必要があったんだろうと思います。

ケーブルとの接続はどちらも2pinとなっていますが、初代MACBETHは埋込、2HTは非埋込となっています。

非埋込だとpinのみで筐体との接続部を支えることになるので、個人的には埋込式の方が好ましいと思っています。

 

筐体の大きさを比べると、初代MACBETHの方が2HTより一回り大きいです。

初代MACBETHがリリースされた当初のUnique Melodyの一連のユニバーサルフィットの製品の筐体が大きめにできているので、使う人を選ぶところがありました。

耳が小さい人にはあまり向かないという問題があったのですが、Unique Melodyは元々CIEMを製造するメーカーなので、遮音性を考慮して筐体が少し大きめになってしまうのも、わからなくもないところでもあります。

おかげで、自分の耳はだいぶ調教されてしまったようなんですがね。

最近のUnique Melodyの製品については、大き過ぎると思われるようなモノのリリースはだいぶ少なくなってきて、その辺りの問題は解消されている傾向が見受けられます。

 

聴き比べてみて、試聴した時と大きく印象が変わってはいません。

良く言えば元気のいい音、逆に言うと荒削りなところがあるように思えました。

主役となる音を際立たせるのは得意のようです。

普段聴いている音量でしっかり本領発揮している鳴り方になっていると思います。

言い方を変えると、音量を上げてもあまり鳴り方に変化がないというコトは、音量を上げなくても充分な鳴り方をしているというコトです。

初代MACBETHは普段よりも大きめな音量にしないと本領を発揮しないのですが、本領を発揮した音の鳴り方をするところ(音量)で比較すると、音の好みとしては初代MACBETHの方に軍配が上がります。

ただし、日常的に使える音量とは言えないボリュームになってしまうので、使いどころを間違えると、耳の健康を害する可能性があります。

 

筐体の大きさから、2HTはドライバーユニットがコンパクトに収められていると察することができます。

それとケーブルの接続部分が埋込か非埋込かも筐体の大きさに関係していると思います。

ネットワークの有無もあると思いますが、ハッキリとはわかってないので、そこについては考えないでおきます。

以上の点から、2HTは可能な限りコンパクトにする狙いがあったのではないかと思います。

その狙いの先にあるモノについては後述しますが、妄想成分濃いめな話になるので、話半分以下で解釈いただければと思います。

ご容赦下さい。

 

 

 

 

概ね満足。

 

 

 

 

まとめます。

  • 木目・色・柄は運次第。
  • 吟味するなら中古。
  • 聴こえる音量で本領発揮。
  • 収まりの良いコンパクトさ。
  • ケーブルの詳細は不明。
  • MACBETHとは違うのだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『2HTの正体』

ここからは、あくまでも自分の妄想です。

前述の通り、今までのUnique Melodyの製品と比べて、普段聴いている音量で聴き応えのある音が聴こえます。

これについて、あるモノ(出来事)が起因しているような気がしています。

それは、同社が突如リリースした『TWS 30X』です。

まさかのTWSです。

何故、Unique Melodyが?

他のメーカーならまだしも、Unique Melodyが TWSに参入するとは思いませんでした。

自分はTWSをあまり使ったコトはありませんが、TWSは有線イヤホンよりも大きめなボリューム(の数値)にしないと、充分な音量が取れないモノが多いようです。

音を出す為には電気の力が必要なわけで、TWSの筐体に収まるサイズの充電池の出力を考えると、そりゃあそうなるわけだと納得できます。

対策として、遮音性を高める工夫が考えられます。

1つはイヤピース。落下防止と遮音性を同時に向上させる意味もあって、各社が挙って様々なイヤピースをリリースしています。

もう1つはノイズキャンセリング(ANC)。外界からの音を遮ることで、ボリュームを上げなくても充分な音量を取れる効果が期待できます。ただし、この機能にも電気の力は必要なので、諸刃の剣的な機能とも言えるんじゃないかと思います。耳栓的な使い方もできるので、必要なヒトには必要な機能だとは思いますが。ちなみにTWS 30XはANC非搭載のようです。

少ない電気でドライバーを動かす為にはどうしたらいいかというところからすると、今までのUnique Melodyはそれなりにパワーのある再生機器で鳴らすという設計思想があったのに対し、それとは異なる設計思想でUnique Melodyの音作りをしなければならなかったのではないかと。

「少ない電力でUnique Melodyの音を鳴らす」

これを実現させようとしていたんじゃないかと思います。

更に付け加える課題としては、充電池やBluetoothの送受信装置といった音を出す為以外のモノも筐体内に収めないといけないので、音を出す部分をコンパクトにしなければなりません。

つまり「コンパクトかつ省電力」なイヤホンを作らなければならないということです。

その開発過程の中、出来上がったのが、「少ない電力でUnique Melodyの音を鳴らす有線イヤホン」2HTだったのではないか?(ドライバー構成は異なるけど)

という妄想でした。

 

 

 

 

『中華スタビのクオリティ』

Terminatorシリーズの特徴でもあるスタビライズドウッドについて、思うところがあります。

自分のもう一つの沼でもあるVAPEではMODの素材としてスタビライズドウッドがよく用いられています。

一昔前まではハイエンドや高価なモノにしか用いられてこなかったスタビライズドウッドですが、数年前あたりからマスプロの製品でも使われるようになりました。

というのも、中国で作られたスタビライズドウッド、中華スタビが作られ始めたというのが、一因としてあります。

比較的安価な中華スタビなんですが、そのクオリティはおそらくお察しの通りです。

それを実感するのは、半年程度経過してからになります。

自分が所有しているスタビのMODで起きたコトでいうと、カタチが歪みだしました。

MODなので金属製のパーツと組み合わせ作られているのですが、その歪みのせいで金属製のパーツが浮いてしまったり、ネジが緩んでしまったり。

おそらく、製造過程にある木材の乾燥が不十分であることが原因なんじゃないかと思います。

乾燥が不十分だと、レジン樹脂を浸透させても、木材の中にある水分が邪魔をして浸透しきらないので、気温や湿度の変化によって木材の水分量が大きく変化し、膨張したり収縮したり、酷い時は割れてしまうコトもあります。

充分に乾燥させた木材で作られたスタビライズドウッドでも気候変動で変形することはあるので、適宜オイルを塗ったりして、対策を施します。

変形以外にも、変色(色が抜けてしまう)なども起きる可能性もあります。

Terminatorシリーズのスタビライズドウッドなんですが、Unique Melodyの生産国は中国なので、おそらく中華スタビを使用していると思われます。

2HTはレジン樹脂とのハイブリッドになるので、レジン樹脂の方である程度は形状を維持できる気はするのですが、3D Terminatorはスタビのみになるので。。。

中古在庫を見ると、色が薄くなった3D Terminatorがあったような。。。