後編です。
思ったよりもピンクだった。
んー?
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
インプレッションの再採取から半月ほど経った日曜の昼頃、eイヤホン秋葉原から電話。
味噌まぜそば
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
狼煙 本店
家の近所
でした。 pic.twitter.com/FSzPP5cxET
ちょうど食事中だったので、後ほど掛け直すと伝えて切電。
何か良からぬ妄想が頭の中を駆け巡ってしまい、気が気でないまま、味噌まぜそば(大盛)を平らげる。
マジか。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
eイヤホン秋葉原に掛け直すと、まさかの連絡でした。
もう出来たの?
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
完成して届いたとの連絡。
8/1にオーダーしてからおよそ1ヶ月ということだけでなく、インプレッションの再採取から半月程度しか経過していないのに。
3FVAPEより早いじゃん。(比較対象がアレ)
どういうことなのかわかりませんが、eイヤホンの中の人に事情を伝えて再確認してもらう。
…たしかに届いていると。
忖度されたん?
というのが、もっともらしい解釈になるのかなと。
言ってしまえば、配送期間を含めて2〜3週間ぐらいで完成したという事になるわけです。
早い、早いよ!スレッガーさん!
(ホントは「スレッガーさんかい?早い、早いよ!」らしい。)
手元に届くまでの目安としては3〜4ヶ月ぐらいを見込んでいたのですが、こんなに早いと何の参考にもならないし、ある意味特殊なケースとして考えた方がいいようです。
また紛失したとかじゃなくて。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
そんなんだったら、バーミリオン付けろと過剰請求しても許されるレベルなんだけど。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
もしインプレッションを2度も紛失とかだったら。。。怒っても仕方がないから、それなりの何かはあってもいいのかなと。
むしろ。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
そっち。
という乞食発言。
天気がアレだけど、明日でもアレだから、行っちゃおうか。まだ14:00だし。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
この日、ちょうど台風が接近してるということもありましたが、まだ上陸はしてないし、関東圏を通過するまで充分時間があるわけで。
時間があるとは言っても、営業時間が短縮される可能性もあるので、行くなら行ってしまおうと。
つか、心の準備が。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
心の準備というか。。。
とりあえず、お腹いっぱいで、眠気。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
食後の眠気が来てまして。
まさか、他人のインプレッションで?
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
更に良からぬ妄想が。
どれが誰のインプレッションかわからなくなったという経緯からそんな事もあるんじゃなかろうかと。
だったらバーミリオンだな。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
2度目の乞食発言。
というわけで、おでかけです。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
そんなこんなで、eイヤホン秋葉原へ向かいます。
確かに。 pic.twitter.com/JmS2pkoQE7
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
何処も寄り道せず、真っ直ぐ店頭へ。
オーダーしている通りの色。
耳に嵌めて、特に問題無さげ。
どうやら自分がオーダーしているマベカス3で間違いないようです。
余談です。
eイヤホン秋葉原のカスタム店の中のヒト達のうち2名ほどがガチのベイパーだったりします。(このブログやツイッターでも触れたことはありますが。)
受け取りの際に初めて軽〜くVAPEの話を振ったら、話し込み始めて軽〜く足止め食らってしまいました。
早く聴きたいのに。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
物事には順番というものがあってですねえ。
そうは言ってもですねえ。
帰りの電車に揺られながら、立ったまま動作確認です。
つか、早く聴きたかっただけ。
エージング前の音なんだよなあ。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
おっかしいなー?
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
これでいいんじゃね?
開封してスグの音にしては既に出来上がってる音のような。
満足。(placebo)
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
プラシーボの可能性は否定しませんし、むしろソレ。
今の時点でシッカリと下は出てる。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
ちと角はあるけど、こんなもんかと。
ポタフェス2日目に試聴した音に近く、しっかりと低域は出ているのですが、ポタフェス2日目の試聴機より実機の方がもっと低域が出るという程のコトはないような気がします。カナル部分に仕込まれてるBAドライバーの効果なのか、音全体の透明感が今までのMaverickには無い特徴になってるようです。その透明感のせいか、音の密度感に物足りなさを感じるところもあったりしますが、そこは無い物ねだりの云々。
と音についてはエージングで今後変わっていくと思うので、音の印象はこのへんでおしまい。
開封の儀。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
(初見の体で) pic.twitter.com/MQxSUKoqru
帰宅して、改めて開封の儀です。
青い。 pic.twitter.com/BGugzqRNt4
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
青いケース。 pic.twitter.com/Ofn0Zsq1sh
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
コーポレートカラーが青なので、青いケース。
他に選択肢がないので、コレなんですが。。。
出来たら、他の色というか、本体の色に合わせた色味を選べたらいいのにね。
初めから分かっていたことなんですがね。
箱の底。 pic.twitter.com/rnU4ajDRM7
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
箱の底にはメンテナンスツールとか。
本体です。
シェル pic.twitter.com/Bnf0N2AWPd
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
既に前篇でどんな感じにするかを載せていたので、答え合わせ的なアレです。
シェルはトランスルーセントのRed。シリアルナンバーやイニシャルの印字は左側が青い文字で右側が赤い文字。つまり、右側はほぼ読めません。赤いシェル時は別の色を使って印字すればいいのにね。
そういや、念願の赤いシェルのCIEMです。(手持ちのUE5proはクリア、KL-Refはボトルグリーン。)
思ったよりもピンクだった。 https://t.co/WcwJwhJFMI
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) 2019年9月8日
んで、問題の(?)フェイスプレートです。
Red Mapleなんですが、色味や木目が異なるというか、どんな感じになるかは運次第。
赤味の濃さが期待していたよりも薄く、赤というよりもピンク寄り。
でもですね、コレも想定内。
コレでいいんです。
シャアザクっぽい色だし。
概ね満足。
まとめます。
- オーダーから届くまでの期間についてはあまり参考になりません。
- 同時期に着弾したヒトもそうなのかな?
- この手の木目は運次第。
- フェイスプレートのカタチがほぼ共通のような気が。たぶん気のせい。
恒例の掘り下げです。
最初のMAVERICKが発売されたのは2014年10月。それから計6機種のMAVERICKがリリースされることになります。そう言われて思い返してみましたが、5機種しか思い出せませんでした。調べてみて、やっと思い出したのですが、やっぱり印象薄め。
時系列で羅列してみると、
MAVERICK CUSTOM
MAVERICKⅡ CUSTOM
MAVERICKⅡ Re
となります。
どれが思い出せなかったかは触れませんが、何となく察していただければ。
初代MAVERICKの発売が2014年10月なので、その前後のヘッドフォン祭やポタフェスのこのブログの記事やツイートを見返してみましたが、全くMAVERICKに触れていません。 おそらくですが、この時期は、ミックスウェーブのブースは試聴がしにくい時期と言うか、害悪系オーオタに囲われていた頃のピークだったということもあり、最も近寄り難いブースの1つでした。ミックスウェーブに寄っていたら、他を回れないような感じだったので、スルーしていたのではないかと思います。
ちなみに、2014年は秋のヘッドフォン祭のタイミングでjustear、冬のポタフェスでOriolusが発表されています。
たぶん、どこかのタイミングで店頭で試聴はしているのですが。。。と思ったら、
UM MAVERICK vs AKG K3003
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) November 4, 2014
どちらも好きな音だった。
ギターの音の聴こえ方が好みに近いK3003の方に票を入れた。
買う買わないで言うと…
…どちらも買えない。
何このツイート?と思ったところ、ちょうどその時、eイヤホンで「どっちがeでショー」という聴き比べのイベントをしていて、その中で、Unique MelodyのMAVERICK vs AKGのK3003というハイブリッド括りの対決をしていたようです。
MAVERICK と Oriolus を聴き比べてみた。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) June 6, 2015
究極vs至高の対決のような聴き比べ。甲乙つけがたい。強いて言えば、Oriolusは弾けるような音、MAVERICKはドラムの音が聴きやすい。
んー…どうしよう。(どうもしない)
このツイートは「どっちがeでショー」とは関係がないツイートで、たしかeイヤホンのクリニックでケーブルの修理をしてもらうので、eイヤホンに訪れた日のツイートです。修理が終わるまでの間に店内をウロウロしていていて、いろいろ試聴していた中で、Oriolusと比較した際のツイート。
MAVERICKがリリースされてから数か月後、MAVERICK CUSTOMがリリースされることになります。
MAVERICK custom を聴いてみた。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) June 6, 2015
CIEMで楽しくいい音を聴きたいというとコレが最有力になるんだろうな。モニターというよりもリスニング向けなカンジもした。
たしか、MAVERICK CUSTOMはMAVERICKをそのままCIEM化したモノではなく、チューニング等を見直すなど、更に手を加えられたというのを記憶しています。
この頃はあまり気付いていなかったのですが、形状としてはIEM,CIEMであったとしても、音的にはスタジオモニターやステージモニター向けというよりも、リスニング向けな鳴り方をするIEM,CIEMがリリースされだします。その代表格とも言えるのがMAVERICKではないかと思います。
MAVERICKよりも前の機種で言うと、SHUREのSE535LTDやSE215SPEあたりがモニタリングからリスニング向けにチューニングが変更されたイヤホンですが、MAVERICKは最初からリスニング向けなイヤホンとして製品化されたのではないかと。
TL上のマベカスの配色が大体同じなのは何故なんだろ?
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) July 31, 2015
ちなみに、この頃、界隈の著名な方々がやたらと似たようなデザイン(青いシェルにカーボンのフェイスプレート)のマベカスでTLを賑わせていました。これが後のキャンペーンに繋がっているのかなと愚考してみました。
2015年はくみたてlabのKL-REFをオーダーした年でした。 KL-REFかOriolus CUSTOMかMAVERICK CUSTOMかで悩んだ末に、KL-REFをオーダーすることになるのですが、結局、数年後にこのMAVERICKⅢ CUSTOMも手に入れることになります。ということは、Oriolus CUSTOMもいずれ?さあ?それはどうでしょ?
続いて、MAVERICK+について触れてみようと思ったのですが、見事に何も出てきません。試聴した記憶もありません。2016年10月発売、わずか2ヶ月程度でディスコンとなった限定商品だったようです。その年の秋のヘッドフォン祭でミックスウェーブのブースに立ち寄ったのですが、何故かCAMPFIRE AUDIOの製品ぐらいしか試聴していなかったみたいです。
2017年2月にMAVERICKⅡがリリースされます。
流石です。物凄い音。音の面白みというか、雑味の出し加減が絶妙。このクラスのイヤホンになると個性を失くしてしまいがちで、先代のイイところまで失くしてしまうこともあるが、MAVERICKらしさを引き継いで更に新しい魅力を備えた音になったと感じた。反省よりも進化の方を強めた感じかな。 https://t.co/oCjPQIJIbE
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) February 18, 2017
褒めてますね。 我ながら気持ち悪い。
リスニング向けCIEMという確固たる地位を得たMAVERICK CUSTOMの後継機のベースモデルとなるであろうMAVERICKⅡ。
同年4月にはMAVERICKⅡ CUSTOMがリリースとなるわけですが、カスタムの方はブログでもツイートでも触れていません。
ハッキリとは覚えていませんが、ユニバーサルとカスタムでチューニングを殆ど変えていなかったような。
この時、ポータブルオーディオの沼だけにどっぷりということであれば、間違いなくMAVERICKⅡ CUSTOMをオーダーしていたと思います。ご存知の通り、この時期にはVAPEの沼にも片足を突っ込んでいました。という事もあって、時期によってはオーディオ方面に全く興味を示さないコトもあったり。 でも、この2017年は14ヶ月ぶりにイヤホンを購入するなど(Oriolus Fostini)、オーディオ方面に返り咲いたりしています。 14ヶ月の間、何も無かったわけではありませんが。(AK100IIを購入したりしてます。)
自分が知ってるMAVERICKの中で一番硬いかも。
— GODSIZE (@GODSIZE_VOLCANO) July 14, 2018
嫌な硬さではない。
イヤホン的な面白みのある鳴り方をしていた先代の音とは少し異なるタイプの面白みのある音だと思う。
2018年9月にリリースされたMAVERICKⅡ Re。Beat Audioとコラボした限定品のようです。夏のポタフェスで試聴しました。
ここまでの6機種を経て、MAVERICKⅢ CUSTOMがリリースされるわけですが、今までと異なり、「ユニバーサルモデルがリリースされてからカスタムモデルがリリースされてユニバーサルモデルの限定版が発売される」この順番でリリースされてきたのが、今回はカスタムモデルが先にリリースとなります。今のところ、ユニバーサルモデルについての話は見聞きしていないので、わかりませんが、どうなるんでしょうね?カナル部分に配置されているBAドライバーをどうするか次第のような気がします。
MAVERICKⅢ CUSTOMは歴代6機種の集大成的なモデルとなるとメーカー側が仰られてますが、自分はどの辺りがどうとか語れないので、「お、おう。。。」としか。
5年程前からUnique Melodyが進めていた各国の代理店と共同で製品を開発するという企画で誕生したMAVERICK。他にもMAVIS,MASON,MACBETHもその企画で生まれた製品となります。いずれもIEM,CIEMとしてリリースされていますが、ステージモニターやスタジオモニターといった業務用的なモノではなく、リスニング向けな製品だと思います。もちろん業務用として使用しても問題は無いかと思いますが、個人的には楽しい方の音作りにベクトルが向いていると感じます。