続いて、RX MACHINAです。
MACHINAとはラテン語で機械(machine)を意味する言葉のようです。 RX MACHINAの字面を見て、どこかで見たことがあるような。。。と思ったら、アップルシードのEX MACHINAでした。 他にも2015年(?)に公開されたSF映画のエクスマキナとか。 どことなくどちらも似たような世界観があるような。 製品説明にEX MACHINA DESIGNの影響が云々と書かれていましたが、どのEX MACHINAのことだかわかりません。
余談気味になったので話を戻します。
RX MACHINAは20700のバッテリーにも対応したチューブMODとなります。 VAPE界隈では次世代のバッテリーとして注目されているバッテリーです。 まだどこのSHOPでも買えるというものでもないので、手持ちの18650のバッテリーにアダプターを被せて使っていくつもりでしたが、併せてIJOYの20700のバッテリーを購入できたので、両方を使っていこうと思います。 先行して海外のユーチューバーにレビュー用として配られた試作品(先行量産品?)は、メーカーによって20700のバッテリーがうまく入らないという事態が起きたようです。 バッテリーの皮膜の厚さや素材によるところか、チューブの内径に余裕がないとか個体差によるもののようですが。 無理に20700のバッテリーを使って、皮膜が破けてショートして爆発するなんてことが起きたら、大変。 一応、購入前に引っ掛かってしまわないか、バッテリーの皮膜がチューブに接触しないかを確認しまして、問題なくストンと入りました。
トップ、スリーブ、チューブ、ボトム、スイッチ、バッテリーアダプターといったパーツ構成。バラしてみた。 pic.twitter.com/3jkKAz9Zz2
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ほとんどのチューブMODのスイッチにはバネか磁石が仕込まれているのですが、このRX MACHINAのボトム側にはそういった類のものはありません。 他のチューブMODと共通しているところは、スイッチのところにベントホールが施されていることぐらい。スイッチとボトムパーツ pic.twitter.com/XyCMEW4ZrK
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510接続でアトマイザーと接続します。 その裏側にバッテリーとの接点になる箇所があり、その周りにバネが仕込まれています。 RX MACHINAの最大の特徴がココにあります。 スイッチを押すことで、バッテリーを持ち上げて、バッテリーが接点に当たると通電します。トップパーツ pic.twitter.com/Su02usO3Y2
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ということは、使うたびに、電池がチューブの中で動くということです。インナーチューブ pic.twitter.com/7JHjV3mX0i
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18650のバッテリーでの運用であれば、アダプターを被せているので、皮膜へのダメージはおそらくほとんどないと思いますが、20700は直にチューブの内側に接触するかもしれないので、先行量産品のような状態で無理して使っていくと皮膜が破れてしまう可能性があるということです。 というコトもあるので、もし、20700のバッテリーが引っ掛かって、スムーズに入らないのであれば、20700のバッテリーでの運用は控えた方がいいと思います。バッテリースリーブ pic.twitter.com/GZ0Y4CzSiH
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スリーブ pic.twitter.com/WpsVLHM9Tf
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カッコエエ。 ウツクシイ。 カワイイ。
普段、赤好きを公言していますが、そのポリシー(?)を覆すまでの外観。 ただの白だったらモヤっとしたかもしれません。 WHITE HONEYCOMB(白い蜂の巣)というらしいです。 やや半透明なので、中が少し透けてしまうわけです。 メーカーから各取引先に提供されたであろう商品画像だと、スリーブを留める黒いOリングが透けています。 それはそれで、そういうフェチがある方にはご褒美かもしれませんが。 実際、まあまあ透けて見えますが、個人的には気になる程ではありません。 でも、できれば目立たない方がいいので、手元に余っている白いOリングと交換するというのもアリかと思います。 それ以外にバッテリーの柄も透けてしまう可能性もありますが、18650のバッテリーであればアダプターを被せて使うので、黒いのが少し透けて見える程度。 SONYのVTCの緑が透けて見えるよりはマシではないかと。
RX MACHINAについては、こんなところです。
使ってみた。 pic.twitter.com/ezLQgbzKkE
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では、アトマイザーと組み合わせて使ってみます。
※メーカーの動画です。
YouTubeやブログをいくつか見ましたが、セットアップの手順としては、
- RX MACHINAのボトムパーツとスイッチをチューブに取り付ける
- RX MACHINAのチューブにスリーブをつけて、トップ側からバッテリーを入れる
- Guillotine RDAとRX MACHINAのトップパーツを接続して、それをRX MACHINAのチューブに取り付ける
といった感じのようなのですが。。。
ここで疑問。
アトマイザーとバッテリーを取り付ける順番ってコレでいいの?
メカニカルMODのセットアップは、
- MODにアトマイザーを付ける
- バッテリーを入れる
アトマイザーをMODから取り外す場合は、
- バッテリーを抜く
- アトマイザーを取り外す
の順番という認識です。
あれ?またハイブリッド接続と混同してる? ん? そもそも、何でこの順番なんだ? たしか、いきなり通電してしまうのを防ぐ為だったような。。。どうだったかな? ちゃんと確認しなくちゃ。
ということもあって、店頭で購入したのですが、基本的に自分の認識の通りで間違いはないようです。 ただし、このRX MACHINAの場合は、通常のチューブMODと構造が異なるので、動画のような手順でセットするということのようです。
バッテリーの向きは〜 pic.twitter.com/xv81OLXrpc
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次にバッテリーの向きです。
このRX MACHINAの場合、バッテリーの「+」が下向きとなる動画が多いのです。 たまたま見た動画がそうだっただけかもしれませんが。 バッテリーの「-」が下になるように入れている動画もあったり、フリーダムというか有耶無耶な感じだったりと、なかなか悩ましい。
ちなみに、メーカーの動画では、バッテリーの「+」が下向きになるように入れていますが、どうしてそうしているのかの説明のようなモノはありません。
自分は「+」が上に向くように入れて使う方がいいのではないかと思います。
考え方としては『バッテリーの「+」とアトマイザーのポジティブが接するように』です。 RX MACHINAの場合は510接続となり、直接バッテリーとアトマイザーのポジティブが接することはありませんが、『近い位置に』ということで。
では、逆向きで使用していることについては、『バッテリーとの接点がある方に「-」を。』という考えでのことかもしれません。 通常のチューブMODは下側のスイッチの近くに接点があり、その近くにバッテリーの「-」が向くようになっていますが、RX MACHINAの場合は上側にバッテリーとの接点があるので、そこにバッテリーの「-」向けている…ということなのかもしれません。
一番可能性が高いのは、自分が考え過ぎなのかもしれない…ということです。
スイッチの押し心地は。。。チューブMODを所有するのが初めてなので、正直よくわかりません。 たまに使わせてもらうチューブMODのスイッチと比べると、電池の重みがある分、軽くはないかなと。 18650か20700のどちらのバッテリーを使うかによるところもあると思います。 普段レギュレーテッドばかり使っているので、不慣れということもあり、ちょっと指が疲れてしまいました。
立ち上がりについては、510接続ということもあるのか、こんなもんかなと。 前編のGuillotine RDAのビルドがアレのせいかな。。。
というわけで、普段使っているGOONをのせて使ってみました。 味、ミストともに充分かと思うのですが、ミストの温度が低いような気がします。たぶん気のせい。 ただ、美味しいと感じるミストが出るまでの所要時間が長めなので、少し口が疲れるような。。。GOONをのせてみた。
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んまい。 pic.twitter.com/woKMHmwfRa
あ、そっか、立ち上がりが早いと美味しいミストが出るまでの時間が短くなるってことか。
たまたま普段使っているGOONがRX MACHINAにも使えるようなセッティングだったので、そのまま乗せ換えて使ってみましたが、美味しいミストを出すには、もっとやりようがあるんだと思います。
翌日
再度、満充電の20700のバッテリーを入れて使ってみたところ、どうもミストの出方がよろしくないです。 どうしたもんか。。。 そういえば、バッテリーを逆に入れてみたらどうなんだろう?
20700のバッテリーを「-」が上向きになるように入れて、使ってみました。
!
立ち上がりが早くなった。
どういうこと? 何かの間違い? 気のせい?
MODの接点の形状的にバッテリーの向きはこっちの方がいいということなのかな?
あれ? もしかして、取説ある? パッケージの底を開けてみたら、取説が入ってました。 しかも日本語もある。(但し、怪しい日本語) サラっと読んでみましたが、バッテリーの向きについては書かれていませんでした。 やっぱりね。 まあいい。
では、18650のバッテリーではどうなのか。
20700のバッテリーに倣って「-」を上に向けて入れて使ってみましたが、逆にミストの出方がイマイチに。 18650のバッテリーの場合は「+」が上向きになるように入れた方がいいのかな?
どうも、しっくりこないので、もう少し試行錯誤してみます。
まとめます。
- バッテリーの向きは自己責任で。
- IJOYを信用するかも自己責任で。
- 思っていたより、指がツラたん。
- 疲れたら両手でお茶を飲むように。
- スリーブがスベーる。
- リキッドが外に垂れたら地獄。
- オームメーターは壊れないは都市伝説。
- Guillotine RDAはそのうちヤル。
- 予定は未定ではなく、予定は死兎。