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AUDIO & VAPE

何かを見聴きして思ったことがあったら何かを書きます。

【AUDIO】 ポータブルオーディオ研究会2014冬 【大雪】

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ポタ研2014冬

2014年2月8日土曜日。
関東地方は10年に1度の大雪。
東京では27cmの積雪を記録したとか。
 
そんな悪天候の中、中野で催されたポータブルオーディオ研究会2014冬。
よりディープでコアでマニアックなポータブルオーディオの展示会です。
 
ヘッドフォン祭やポタフェスよりも小規模な展示会ですが、その内容は非常に濃いです。
 
この辺りのことは、主催者のFujiya avicのHPの方が詳しく書かれているので、そちらを参照いただいた方がよろしいかと思います。
 
 
自分の拙い現場レポート(?)はTwitterで上げていましたが、それを捕捉していきたいと思います。
 
ちなみに、この日の手持ちしたポータブルオーディオ機器は、
 
ヘッドフォン祭やポタ研に来る猛者に比べたら大したモノではありませんが、自分的にはフル装備に近い状態で魔窟へと足を踏み入れました。
 
 
 
 
 

BEAT AUDIO Vermilion

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画像では左側がZEPHONEのRED CONDOR、右側がBEAT AUDIOのVermilionです。
 
“赤”好きな自分としては気になるケーブルです。
最初にケーブルを試聴するあたりはポタ研ならでは…?
 
線の太さはRED CONDORの方が太く、Vermilionの方が細いので、ケーブルの取り回しはイイと思います。
RED CONDORは中のケーブルがツイスト状に撚られていて、Vermilionは編み込まれています。
MMCXのブーツですが、RED CONDORというかZEPHONEのケーブル全般に言えることですが、MMCXのブーツは大きいです。ここは耐久性も絡んでくるところなので大きい小さいだけで判断することではないですが、受け側の筐体の形状によっては対応機種が限定されてしまう場合があります。VermilionのMMCXのブーツはかなり小さいですので、大抵のモノに合わせられると思います。
プラグはRED CONDORがノイトリック製のL字に対して、Vermilionはストレート。一概に良し悪しは言えませんが、ポータブル用途のプラグはL字の方が耐久性が高いという説もあります。
VermilionはRED CONDORの3倍以上の価格ということに対して、その音はどうなのか?という点では、自分が聴いた限りでは、そこまでの差を感じませんでした。但し、好みの音であったことは間違いないです。どちらも銅線をベースにしているので似たような傾向、中域〜低域に寄りつつも全帯域をキレのある音を鳴らすタイプです。
 
 

Westone UM pro50

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WestoneのカスタムIEMの最上位機ES50と同じドライバー構成のユニバーサルモデル Westone UM pro50です。
注目のモデルということもあり、待ち時間が十数分ありました。
その間にES50を聴くことができたので、比較して聴くことができました。
 
ES50はTwitterで挙げた通りの印象で、凄く好印象でした。
それに対して、UM pro50ですが、一聴した限りではES50と同じドライバー構成の音とは思えませんでした。
UM pro10,20,30と同様に、低域に寄ったチューニングがされているように聴こえました。
UM pro30と比較しながら聴いてないので、機会があれば試してみたいと思います。
エージングで低域の鳴り方がタイトになって高域の鳴りを邪魔しなくなるようになるのであれば、ES50に似たような音になるのではないかと思います。
 
 

VentureCraft SounDroid BT

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DAPからBluetoothで音を飛ばしてsoundroid BTで音を受けて、アップサンプリングして、アンプで増幅して出力。
 
いろんな意味で挑戦的なポタアンです。
大きさ的にはAK100より一回り大きく、ポケットに入れられる程度。
音は“聴ける音”です。Bluetoothによくある潰されたような音ではないです。自分の経験上の印象ですが、Bluetoothは音質が悪くなる傾向はあるものの受け側のアンプ次第で化けます。このsoundroid BTも多くの人に聴いてもらうことでBluetoothの良くない印象を払拭できるかもしれません。でも、「あれ?意外と聴ける」を超える必要はあるかもしれません。
先方で用意した音源でしか聴けなかったので、手持ちの音源で試してみたいです。
価格がtyphoonよりも大分抑えられているようです。Appleへの支払いがないからだけではなく、給電の為の大容量充電池もなく、パーツ数も少ないかららしいです。
 
 

NU FORCE Primo8

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今更ですが、物凄くピンボケな画像で申し訳ないです。
 
BAドライバーを4基搭載したイヤホン。
2013年秋のヘッドフォン祭で予告なしでお披露目されたこともあって、その時は自分も気付かずスルーしていました。
今回はヘッドフォン祭の時に聴いたヒトの意見を取り入れてチューニングを施したモノとのこと。ヘッドフォン祭の時に聴いてないので、どう変わったのかわかりませんが、聴いてみたところ、他社の4BAドライバーのイヤホンと比べて、ふっくらした音の印象。
このふっくらした音の丸さが好みの分かれどころのような気がします。
 
 

ORB JADE NEXT

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iPod touchと直結して聴こうとしたのですが、JADE NEXTのジャックが一段下がっているせいもあって、手持ちのdock to miniでは奥まで挿さらず…ORBのdock to miniなのに。
 
そこで、次に試そうとしていたiPod touch → soundroid typhoon(DAC) → JADE NEXTで聴いてみました。JADE TO GOとは異なるタイプの音で、全帯域をキレのある音に押し上げてくれるような音だと思います。それだけアンプ部分が優秀なんだろうなと思いました。この音なら3段してもいいかも…。
乾電池駆動で、JADE NEXTは4本使う…完全に勘違いしてました…単4×2本を使うようです。
ゲインではなく昇圧スイッチ?を入れると電池を消耗させて能率の良くないヘッドホンも鳴らせるようにできています。MH AUDIOのHA-11にも似たような機能があったと思いますが、イヤホンであればスイッチを入れる必要は無いらしいです。
色は赤・黒・紺、そしてジャパン(漆/金箔)もラインナップされるらしいです。
 
 

TEAC HA-P50

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iOSアプリ TEAC HR Audio Player for iOSで24bit/96kHzまでのハイレゾ音源を聴けるようですが、メーカーの方の話によると他のアプリでもできるようになるとかならないとか。
ラインアウトは付いてないので3段重ねはできなさそうです。
アンプ部分がプッシュプル構成のディスクリート回路とのこと。プッシュプル構成の意味はよくわかりませんが、ディスクリート回路ということで、ortofonのMHd-Q7みたいに味付けの少なめなストレートな音だと思います。また、その分DACの性能を堪能できるとも言えるかもしれません。
ハイレゾ音源の試聴はしてませんが、イイ音源であればあるほど、イイ音で聴けるのではないかと思います。
 
 

AUDIOFLY AF120/AF140/AF160/AF180

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AUDIOFLYの新作4種は全てSHURE掛けするタイプのイヤホンです。
更にハイブリッド2種とBA2種で分けることができます。
ハイブリッドのAF120とAF140はリケーブルできませんが、BAのAF160とAF180はMMCXでリケーブルできます。
筐体とケーブルのブーツ部分の噛み合わせでクルクル回転しない工夫が施されています。その為、ケーブルによっては接続できないものもあります。AF160/AF180にRED CONDORは付きませんでしたが、逆にAF160/AF180のケーブルをSE535LTDに付けることができました。
このリケーブル、メーカー的にはマイク付きのケーブルとノーマルのケーブルを付け替えることだけしか想定していないらしく、好みの音質にする為のリケーブルは考慮していないようです。
ケーブル自体はよく出来ているとは思いますが、イヤーフックが耳から浮いてしまうのは…
 
AF120/AF140の音はたぶんエージングしたら変わる気がします。多少まったり感のある音なのはAF78に似た傾向なので、このメーカーが目指しているハイブリッドの音はこういう音なんだろうなと思います。
 
一方、AF160/AF180の音は期待以上でした。解像度や分離感はちょうどいいところに落とし込まれています。イメージとしてはWestoneのW4Rに近いような気がします。
ただ、競合するモデルと比べてお値段が少し高めだと思います。
 
 
 

Astell&Kern AK240 / JH AUDIO ROXANNE

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国内初お披露目となったAK240ですが、試聴した音源はdaft pankのramdom access memoryに収録されている“get lucky"(24bit/88.2kHz)と坂本龍一の“戦場のメリークリスマス”(DSD/5.6MHz)の2曲。
まずは手持ちのIE80で試聴しましたが、今までIE80では聴いたことのないようなシャリッとした音。解像度が高いのは間違いないのですが、AK120を聴いた時はこういう音では無かったような気がしますので、AK240ならではの音の特徴なのかもしれません。
 
次にAK240にJH AUDIOのROXANNEをバランス接続で聴いてみました。ROXANNEは低域をダイヤルで調節できるのですが、ダイヤルの位置はリファレンスで試聴したところ、IE80以上にシャリシャリな音でした。音が良くないということでは無く、こういう音も聴きたい時はあるのですが、想像とは異なる音に驚きました。
また、バランス接続というと音の立体感に特徴があるという認識でしたが、期待したほど立体感を感じませんでした。
両方合わせて50万円を超えるとんでもないシロモノですので、こんな印象しか持てなかったのは、自分の身の丈に合わないだけだったと思います。
 
 
 

追記

やはりというか、見落としていた新製品が沢山あったようです。
あまり気にはしてないですが、そのうち聴くことができればと思います。
 
冒頭にもありますが、当日は関東地方では大雪でした。一番上の画像は会場の一つ上の階の喫煙ルームからの外の風景です。